下記が、公認金融監査人(CFSA)の概要になります。
資格/検定名 |
公認金融監査人(CFSA) |
資格/検定概要 |
米国フロリダ州オーランドに国際本部を置く内部監査人協会(IIA)は、内部監査の専門的能力の確立を目的に、研究・情報交換を中心に活動する、唯一の国際的な内部監査人の専門団体で、IIAは、銀行、保険、証券といった金融分野における監査の理論および実務に関する知識と熟練度を測定するための認定制度として、2002年よりCFSA(Certified Financial Services Auditor−公認金融監査人)プログラムを開始 日本でも、IIAの国別大型支部である(社)日本内部監査協会が、2006年11月の試験より日本語受験での公認金融監査人(CFSA)資格試験を行っています。 |
資格の種類 |
民間資格 |
受験資格 |
まず、受験するためには、以下の教育要件のいずれかが必要になります。 ◆教育条件 (初回受験申込時に卒業証明書を提出) 1.四年制大学の卒業生の方 2.高校卒業後、大学または専門学校で2年以上履修し、かつ金融業での勤続年数が3年以上の方 3.QIA(内部監査士)・QISIA(情報システム監査専門内部監査士)・金融内部監査士・CIA(公認内部監査人)・CFSA(公認金融監査人)・CGAPのいずれかの資格をお持ちの方 ◆推薦状の提出 CIA・CCSA・CFSAなどの認定資格の保持者、または上司等による「推薦状」を初回受験申込時に提出する必要があります。 ◆実務経験 (受験申込時、または要件を満たした時点で証明書を提出) 資格認定には、2年以上の金融業での監査実務経験が必要です。 また、教員の方は、2年以上の金融分野に関連した科目における教職経験が必要です。 指定の証明書を提出しなければなりません。 受験時に要件を満たしていない場合は、条件に合致した時点で証明書を提出の上、認定されます。 ※CIA・CCSA・CGAPの資格保持者は、教育条件・推薦の要件を既に満たしているため不要であり、申込書および実務経験証明書のみが必要になります。 |
願書受付 ・方法等 |
随時 ※ご自身で希望するピアソンVUEのテストセンターと試験日時を予約 |
受験区分等 |
公認金融監査人 |
試験期日 |
ご自身で予約した日時 |
試験科目・ 内容・方法等 |
[金融全般 100問] 1.金融業の監査:[25−35%] ・IIA「内部監査の専門職的実施のフレームワーク」 ・内部統制、リスク/マネジメント、ガバナンス ・監査プロセス ・情報技術の影響 ・財務諸表の構成要素の監査 2.金融サービス商品の監査:[25−35%] 融資/貸出、預金、信託、年金、デリバティブ、電子サービス、現金管理サービス、株式、債券、商品、ミューチュアル・ファンド(投資信託)、従業員福利制度、資本市場商品、貸し証券、保険証券、保険商品、外国為替、資金管理、短期金融商品 3.金融業務プロセスの監査:[25−35%] ・リスク・マネジメント ・引受業務・証券化 ・財務管理 ・バックオフィス業務 ・マーケティング、セールス、販売経路 ・保険金請求・クレーム ・投資 ・ブローカー・ディーラー業務 ・格付アドバイザリー/サービス ・合併/買収(M&A) ・貸付業務 4.規制環境:[10−20%] ・規制環境の概要 ・法令と規則 ・証券取引所ならびにその他の市場 ・通貨と銀行 [専門分野 25問]:下記の3分野から申込み時にどれか一つ選択 1.銀行 商品、プロセス、規制環境 2.保険 商品、プロセス、規制環境 3.証券 商品、プロセス、規制環境 |
試験時間 |
195分 |
合格基準 ・レベル |
※IIAでは、CFSA試験の問題・解答・点数配分について、一切公開していません。 採点は、Partごとに行い、得点は250から750ポイントのスケールドスコアに換算されます。 合格ラインは各Part共600ポイント以上です。 合格したPartについては、ポイントは通知されません。 不合格のPartについてのみ、ポイントと学習の扶助となるようにポイントについての評価コメントと併せ通知されます。 |
合格発表 |
正式な試験結果については、受験日の翌月末に日本内部監査協会より郵送 [認定状発行]:年4回(2月、5月、8月、11月の末日) |
受験料 |
◆新規受験料:37,800円(税込) ◆再受験料:31,920円(税込) |
試験場所 |
東京都・札幌市・仙台市・横浜市・名古屋市・大阪市・広島市・松山市・福岡市・那覇市のピアソンVUEテストセンター |
実施団体等 |
社団法人 日本内部監査協会 |