下記が、公認内部監査人)CIA)の概要になります。
資格/検定名 |
公認内部監査人(CIA) |
資格/検定概要 |
内部監査人に関する試験としては、唯一の国際資格 SOX法(金融商品取引法)が制定され、上場企業には内部監査体制の構築が求められており、今後の需要増も期待されている資格です。 |
資格の種類 |
民間資格 世界水準の国際的な認定資格 |
受験資格 |
※受験申込時に最終学歴の卒業証明書を提出 1.四年制大学の卒業の方 2.大学・大学院の在学生(大学の場合、3年生以上) 3.大学・大学院の教員 4.上記1.2.3の要件に該当されない場合は、資格認定条件における2年以上の実務経験を満たしている方(申込時に実務経験証明書の提出が必要) |
願書受付 ・方法等 |
随時 |
受験区分等 |
Part I、Part II、Part III、Part IV |
試験期日 |
随時 ※各テストセンターによって営業日が異なるので、確認が必要 |
試験科目・ 内容・方法等 |
[試験方式]:コンピュータ・ベース・テスト(CBT) ※試験は、試験会場に備えられたパソコンにより出題・解答のすべてが行われます。 ※受験者が電卓を持参することはできません。(パソコンの電卓機能を使用) [出題形式]:四肢択一式 [出題数]:Part I〜Part IV、各Part共100問 [受験言語]:日本語または英語 [問題内容]:世界共通 [試験構成]:以下の4科目から構成される「科目合格制」 ※因みに、試験問題・解答・点数配分などの詳細については、一切公開していません。 ◆Part I:ガバナンス、リスク、コントロールにおける内部監査の役割 A.IIA属性基準の遵守 B.内部監査業務の優先順位付けのためにリスクベースの計画策定 C.組織のガバナンスにおける内部監査部門の役割の理解 D.内部監査のその他の役割と責任 E.ガバナンス、リスク、コントロールに関する知識 F.監査計画 ◆Part II:内部監査の実施 A.監査の実施 B.個別業務の実施 C.監査結果のモニタリング D.不正の知識 E.監査ツール ◆Part III:ビジネス分析と情報技術(IT) A.ビジネスプロセス B.財務会計と財務 C.管理会計 D.規制、法律、経済 E.情報技術(IT) ◆Part IV:ビジネス・マネジメント・スキル A.戦略的マネジメント B.グローバルビジネス環境 C.組織行動 D.マネジメント・スキル E.交渉 ※Part IVの受験については、公認会計士・U.S.CPA(Certificate取得者)・QIA(内部監査士)・CCSA(内部統制評価指導士)・CFSA(公認金融監査人)・CISA(公認情報システム監査人)等の資格保持者に免除の特典があります。 |
試験時間 |
◆Part I:2時間45分 ◆Part II:2時間45分 ◆Part III:2時間45分 ◆Part IV:2時間45分 |
合格基準 ・レベル |
※採点はPartごとに行い、得点は250から750ポイントのスケールドスコアに換算され、合格ラインは各Part共600ポイント以上 ※合格率は各Partごとに35〜40% |
合格発表 |
◆試験終了後に、コンピュータ上に仮の試験結果が表示され、その後受験日の翌月末に、正式な試験結果が日本内部監査協会より郵送 [資格認定] ※CIAとして資格認定を受けるためには、CIA試験合格に加えて下記の2つの条件を満たすことが必要 (1)推薦(受験申込み時に推薦状を提出) CIA、CCSA:(内部統制評価指導士)、CFSA(公認金融監査人)などの認定資格の保持者、または上司等による「推薦状」を受験申込時、または全Part合格後に提出 (2)実務経験:(受験申込時、または要件を満たした時点で実務経験証明書を提出) 1.内部監査・監査役監査・外部監査、リスクマネジメント・コンプライアンス・内部統制にかかわる業務のいずれかの実務経験を2年以上お持ちの方 2.会計・経理・法務・財務のいずれかの実務経験を2年以上お持ちの方 ※会計・法律・財務・経営に関する修士取得者は実務経験1年分に充当されます。 ※監査・会計・財務・法務に関する4年以上の教職経験は、実務経験2年分に充当されます。 ※最初の受験登録から4年以内にすべての科目に合格し、提出書類の承認を受ける必要があります。 ※4年以内にすべての手続きが完了していない場合、科目合格は無効となります。 |
受験料 |
◆登録料(初回受験時のみ):8,400円(4,200円) ◆各Part受験料(各Part共通):16,800円(10,920円) ◆Part IV 試験免除の場合の管理費:16,800円(10,920円) ※カッコ内は大学/大学院の教員・学生が対象(初回申込み時のみの適用) |
試験場所 |
ピアソンVUEが指定するテストセンター 札幌市、仙台市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市 |
実施団体等 |
社団法人 日本内部監査協会 |